千葉健生病院1年目研修 その①採血
2020年の新人看護師研修は
今年度は新型コロナウィルス感染症の世界的な流行の影響で、2つの病院合同の新人看護師初期研修ができません。
船橋二和病院、千葉健生病院、それぞれで看護師1年目研修を行っています。
千葉健生病院は2部署3名の新人看護師が研修に参加しました。
船橋二和病院の18人での研修(船橋二和病院看護部サイトもご覧ください)を考えるとこじんまりとして見えますが、新人看護師も積極的に質問してくれたように思い、充実した研修となったと思います。
では、研修の様子です(^^)
採血の講義と実際にやってみました
講義は外来主任がわかりやすく、解剖生理、血管や神経の走行について話してくれました。
理解を深めてから、実技に臨みます。
今回は、研修主任看護師の「直接やってみよう!!」の鶴の一声でデモ機は使わず実施してみることになりました!
まずは血管の走行を確認します。講義でも習ったのですが、第一選択は内肘の血管です。
解剖学上3本の太い静脈が走っているとされ、そのうち1番太くて弾力のある血管を選びます。
注意することは太い静脈には神経が併走しているということ。
これを傷つけてしまってはいけないので、針先や深さ・角度に注意することを再確認しました。
「ああ~どうしよう」と焦りながらもしっかり脳内で手順をシミュレーションしながら血管を選択し穿刺しました。
緊張はしているのだろうけども、しっかり手技できています。3人共一回目で成功しました。
私も何度も新人看護師の採血を見てきましたが、全員が一回で成功するのはめずらしいです。
今年の新人さんたち優秀です!!(^O^)/
新人看護師が最初に一番緊張する看護手技はもしかしたら採血・注射かもしれません。
(私も新人の頃、これがとにかく苦手でした((+_+))
中には手が震えてしまう新人看護師もいたりしますが、今年の3人は落ち着いて実施していました。
採血を順番に行っていたのですが、待っている間、ほかの新人看護師も近くで見守っていて自分のことのように心配している姿が印象的でした。
一緒の課題に臨み、同じような思い・悩みを共有し、一緒に成長していく。
新人看護師時代の同期って、他の友達とはまた違う繋がり・絆があるような感じがします。
お互いをサポートしつつ、最初の難関「採血の実技」を無事にクリアしていけました(^o^)/
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