10月2日、船橋二和病院で行われた被ばく者健診に4名の看護学生と1名の医学生とともに参加しました。
1945年8月、人類史上初の原子爆弾が6日に広島、9日に長崎に落とされたのはご存じの方も多いかと思います。
千葉県にも未だに被ばく者の方が3000人近く住んでいます。
私たち千葉民医連では、年4回被ばく者の方に健診を行っています。
毎回医療系学生たちにもボランティアとして参加してもらっています。
主にはレントゲンや血液検査などへ付き添い、問診・診察でも同席をします。
待合の間には色々な話を聞きました。
健診後には被ばく者の方同士で交流会が行なわれ、当時の生々しいお話を聞くことができました。
参加した学生からは「教科書でしかみたことがない世界を実際に体験した方にお話ししていただき、とても貴重な時間だった」
「どういう看護をしてもらったら嬉しかったか、という看護の経験を教えてもらった」などの感想がありました。
健診に参加した被ばく者の方は80名ほど。その中には被ばく者の子ども(被ばくⅡ世)の方も参加していました。
Ⅱ世の方の参加は年々増えているとはいえ、まだ健診を受けていなかったり、健診のことさえ知らない方がいることが推測され、今後の課題となっています。
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