8月20日、看護奨学生ミーティングを行いました。
11月20日に行われる「関東地協Nurse Egg Festival」に向けて「憲法25条」について学習しました。
みなさんは「憲法25条」を知っていますか?
生存権は社会権の一つです。社会的・経済的弱者が人間らしい生活ができるように国家の積極的な介入が求めることができる権利です。
今回は、千葉健生病院医療相談室のSW(ソーシャルワーカー)に来ていただきお話してもらいました。
生存権を取り巻く制度には医療保険や介護保険、労働保険(雇用保険や労災保険)などがあり病気やケガの時に安心して治療ができます。
しかし、高齢化や貧困問題で保険料の納付ができない人が増えている中、国は社会保障費を削減し、医療保険制度が改悪され続け、後期高齢者の負担は増え、入院時の食事代などが増えている現状があります。
次に「朝日訴訟」について学びました。朝日訴訟は生活保護基準をはじめとする日本の社会保障、社会福祉のあり方が人間の尊厳の視点から争われた訴訟です。朝日訴訟によって、生活保護基準が見直されたり、国や行政に対して一定の権利保障を求めるきっかけになったものです。
これから医療従事者を目指す学生同士みんなで憲法25条や生存権について考えることができました。
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